乃木坂46新内眞衣 お姉さんキャラ超える妖艶さ全開 「熱海殺人事件」でヒロイン愛人警官役に挑戦

2020年12月14日 05:30

芸能

乃木坂46新内眞衣 お姉さんキャラ超える妖艶さ全開 「熱海殺人事件」でヒロイン愛人警官役に挑戦
「熱海殺人事件」でヒロインを務める新内眞衣(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 乃木坂46の新内眞衣(28)が、3年ぶりとなる舞台で“セクシー新内”として勝負をかける。故つかこうへいさんの伝説的舞台「熱海殺人事件 ラストレジェンド~旋律のダブルスタンバイ~」(東京・紀伊国屋ホール、来年1月14~31日)でヒロインに抜てき。主人公と絡む“愛人警察官”役に「乃木坂46では見せられないセクシーさを出していきたい」と張り切っている。
 グループの最年長メンバーで、ファンからは、お姉さんキャラとして親しまれており、バラエティー番組では艶やかな表情を見せることも多い。作中では登場人物と激しく抱き合うなど官能的なシーンも見どころの一つ。「これまでは乃木坂46としてのセクシーさ。でも今回は熱海殺人事件という箱の中でのセクシーさになると思います」と妖艶さをパワーアップさせて挑む。

 「熱海殺人事件」は1973年の発表以降、数多く上演されてきた舞台。主役の木村伝兵衛部長刑事(味方良介・荒井敦史)が、地味な殺人事件とその犯人をドラマチックに仕立て上げるさまを描く。今回新内が演じるのは、その木村刑事の愛人。これまで内田有紀(45)、黒木メイサ(32)、今泉佑唯(22)ら人気女優が演じてきた。

 舞台経験がまだ浅く「プレッシャーが凄くて、とにかく怖すぎます」と緊張気味。今作は新型コロナウイルス感染対策のため全ての出演者がダブルキャストで、稽古も普段通りにはいかない。共演のNON STYLE石田明(40)からは「毎日、舞台で違う演技をするからね」と“追い打ち”も。セリフ量も自己最多で「不安なことが多いんですよね…」と頭を悩ませている。

 だが、そこは乃木坂46で鍛え上げた精神力で乗り切る。グループで共に活動してきた桜井玲香(26)ら仲間からは「凄すぎる!がんばってね」とエール。新内は「せっかく有名な作品に出させてもらうので、この経験を絶対に自分の糧にしたい!」と女優として一皮むけることを約束。追い込まれても、追い込まれても持ち前のひたむきさで新境地を開拓していく。

 《生田絵梨花&井上小百合も舞台で活躍》乃木坂のメンバーでは、生田絵梨花(23)が高い歌唱力を生かしてミュージカルで活躍。「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」などの商業舞台でヒロインを多く務めている。今年4月に卒業した井上小百合(26)は、在籍中から「フラガール」に主演するなど数多くの舞台で活躍。現在は舞台製作も行う芸能事務所「シス・カンパニー」に所属している。

 ◆新内 眞衣(しんうち・まい)1992年(平4)1月22日生まれ、埼玉県出身の28歳。13年3月に乃木坂の2期生オーディションに合格。15年7月発売のシングル「太陽ノック」で初めて選抜メンバーに。16年から昨年3月まで「乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0」のパーソナリティーを務めた。17年に初ソロ写真集「どこにいるの?」を発売。
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