【来週のおちょやん】第4週 父・テルヲが突然千代の前に その“魂胆”に気付いた一平は…
2020年12月19日 13:00
芸能
主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。
第4週(12月21日~12月25日)は「どこにも行きとうない」。
千代(杉咲)が芝居茶屋「岡安」で奉公して8年が経ったとき、突然、父テルヲ(トータス松本)が千代の前に現れる。テルヲは千代に一緒に暮らそうと持ちかける。その頃、天海一平(成田凌)と須賀廼家千之助(星田英利)の天海一座が久しぶりに道頓堀に戻ってきて、千代と一平は再会する。しかし、一平は芸子遊びばかりで、芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。このとき、道頓堀での一番の人気は、須賀廼家万太郎(板尾創路)が率いる万太郎一座で、劇場は連日満員だった。そんなとき、一平はテルヲが借金取りに追われていて、千代を別の店に身売りしようとしていることに気づく。一平は密かにテルヲに問いただそうとするが、千代もそのことを知ってしまう。千代がそれを拒否すると、今度は借金の取り立て屋から「岡安」への嫌がらせが続くようになった。そのため、ついに千代は店を出ることを決意し、女将のシズ(筱原涼子)に伝える。一方、天海一座の芝居は客の入りが悪く、中日で打ち切られることになる。千秋楽当日、劇団に愛想をつかした千之助が突然失踪、さらに公演直前に女形の劇団員がぎっくり腰になってしまい、天海一座は大ピンチとなる。