太田光“裏口入学”判決に「ある程度納得」 新潮社控訴の意向には「守られた権利だから構わない」
2020年12月21日 14:11
芸能
約3300万円の損害賠償を求めていたにもかかわらず、440万円の支払いにとどまったことに関しては「全額を取りたいわけではない。440万円もらっても、私には1銭も入ってこない。なにしろ、おこづかい制だから」と冗談をまじえつつ、こだわらない考えを示した。
謝罪広告の掲載が認められなかったことについては「電車の中吊り広告は人の目につきやすい。こうして説明しても、見ない人もいる。そこは載せていただきたかった」と無念さをにじませた。
新潮に対しては「世界一好きな雑誌なので、誹謗(ひぼう)中傷するつもりはない」と説明。問題の記事に関しては「オレのことを気に入らない人がいるのだと思った。編集長がそうなんじゃないかと思った」と指摘した。
記事に書かれた自身の問題に関しては事実に反するとしながらも、父親の問題に関しては「それは分からない。絶対に潔白とは言えない。親父が知っているが、親父は死んでしまった」と、未解明な点が残ることを告白。父親が実際に裏口入学に関する行動を起こしていたかどうかについて問われると「8対2で『なし』です」と答え、その可能性が低いことを強調した。
会見中は笑いの要素が満載。第一声は「多目的トイレを利用してしまったことをひと言おわびしたい。大みそかの番組にも出るかどうか私の方からこの場では言えない」と、アンジャッシュ・渡部建の不倫騒動ネタ。途中、フジテレビの「とくダネ!」のリポーターから質問を受けると「小倉さんによろしく。終わるんですか?とくダネ!は」と逆質問して「聞いておりません」との答えを引き出す場面もあった。