林家こん平さん死去、77歳 「笑点」で活躍「1、2、3、ちゃら~ん」などで人気

2020年12月21日 15:02

芸能

林家こん平さん死去、77歳 「笑点」で活躍「1、2、3、ちゃら~ん」などで人気
落語家の林家こん平さん Photo By スポニチ
 落語家の林家こん平(本名、笠井光男=かさい・みつお)さんが誤嚥性肺炎のため、17日に亡くなっていたことが21日、分かった。77歳。新潟県出身。葬儀は近親者のみで19日に執り行われた。
 一般社団法人落語協会はマスコミ各社に宛てた文書で、こん平さんの訃報を伝え「後日改めてコロナ収束の折、お別れの会をさせていただく予定です」とし、「謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 こん平さんは2004年に多発性硬化症を患い、13年には糖尿病が悪化し、闘病生活。それでも、18年にイベントに登場した際は自身の定番ギャグ「1、2、3、ちゃら~ん」を披露するなど元気な姿を見せていた。

 その後、昨年4月17日、都内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた際に小脳梗塞が見つかり緊急入院。発見が早かったため手術は行わず投薬治療を行い、同年5月3日に退院した。

 こん平さんは1958年3月に初代林家三平さんに入門。62年には二ツ目に昇進し、72年に真打に昇進した。演芸番組「笑点」のメンバーを長年務めたことでも知られ、「こん平でーす」「チャラーン」などのギャグで人気を集めた。

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