林家たい平、師匠こん平さんを悼む 引き継いだ“オレンジ色”「時々は『チャラ~ン』もやりたい」

2020年12月21日 23:33

芸能

林家たい平、師匠こん平さんを悼む 引き継いだ“オレンジ色”「時々は『チャラ~ン』もやりたい」
16年の日本テレビ「24時間テレビ」で笑点メンバーが林家こん平さん(前列左)と林家たい平(前列右)をバンザイで称える(後列左から)三遊亭小遊三、三遊亭好楽、林家木久扇、林家三平、三遊亭円楽、春風亭昇太、山田隆夫 Photo By スポニチ
 落語家の林家こん平(本名、笠井光男=かさい・みつお)さんが誤嚥性肺炎のため、17日に亡くなっていたことが21日、分かった。77歳。弟子の林家たい平(56)は同日、スポニチの取材に応えて師匠を悼んだ。
 「32年間も弟子でした。思い出がありすぎて、ひと言では語れません」と1988年に弟子入りしてからの日々に思いをはせた、たい平。こん平さんは05年7月に難病の「多発性硬化症」であることを公表し、一線から退いた後もリハビリに励んでいたが、再び高座に上がることはかなわなかった。たい平は「師匠は病に倒れてから、ずっと復帰すると言い続けてきました。それがかなわず、師匠が一番悔しい思いをしているのではないでしょうか」と語り、師匠の心中を推し量った。

 こん平さんが大喜利メンバーとして40年近くレギュラー出演した日本テレビ「笑点」。たい平は04年末に代役として出演し、06年5月には正式メンバーとなった。こん平さんのトレードマークだった“オレンジ色”を受け継いだたい平は「時々は『チャラ~ン』もやりたい。師匠への思いを語り続けることが弟子としての恩返しになると思います」と悼んでいた。
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