倉持仁院長　コロナ死者3000人超、感染者数高止まりに「人の動きが止まりませんので」

　呼吸器専門医でインターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁氏が23日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。国内で22日に新型コロナウイルス感染症による累計死者数が3000人を超え、3026人となったことに言及した。 　12月の死者数は既に11月の2倍以上で、増加が著しい状況。「第3波」といわれる流行に歯止めがかからず、厚生労働省に対策を助言する専門家組織の脇田隆字座長は記者会見で「感染者数の増加を抑えない限り、重症者と死亡者の増加につながる連鎖を断ち切るのは難しい」と述べた。専門家組織は、感染は東京など大都市圏から各地に広がっており、飲食などによる20～50代の感染が多いと分析している。

　倉持氏は、感染者数が高止まりしていることに「今のところ人の動きが止まりませんので着実に増えている状況」と指摘した。