河野行革相　菅首相は「非常にせっかち」朝の懸案を夜には「あれ、どうなった？」

　河野太郎行革担当相（57）が23日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）に出演し、菅義偉首相（72）の印象について語った。菅首相とは同じ神奈川の選挙区で、当選8期の“同期”。「私も菅首相も、酒を飲めないというところで、20年やってきた」とお互いの共通点を語った。 　河野大臣から見た菅首相は「非常にせっかちな人で、結果を求める。スピード感というのを大事にする人」という。「朝の閣議の後に『あれ、どうなった？』と言われて、夜に議員宿舎の玄関で会ったら『ところであれ、どうなった？』と。いやいや、ちょっと待って下さいと」と、そのスピード感に苦笑い。「菅内閣はスピード感を持って動こうという（考え）。総理がそういう旗を振っていただいている」と話した。

　菅首相は積極的に広く人と話すことで、問題点や改善点を探っていくタイプという。「官房長官時代から、いろんな人の意見を直接聞くということをやってこられました。政治家とか政府の中だけでなく、民間でいろんな人の話を聞くというのをやってこられたので、そこは多様な情報をインプットしていろいろ決断をするという菅スタイルは大事だと思う」と語った。