【嵐 特別インタビュー7】活動延長を選ばなかった理由…「相当な覚悟を持っていた」

2020年12月27日 06:06

芸能

【嵐 特別インタビュー7】活動延長を選ばなかった理由…「相当な覚悟を持っていた」
笑顔を見せる嵐(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 ――コロナ禍でファンに会えない中、活動延長を選ばなかった理由は?
 松本「コロナがどうなるのか想像がつかない。いつになったら何ができるという確約がない。その中で(活動延長を)仮定でする感覚が少なくとも僕はなかった。みんなで話をした時に“なんかちょっと延ばしてみる?”みたいな会話をしたかもしれないけど、そういう空気にもならなかった」

 相葉「(活動休止に)相当な覚悟を持っていたんだろうね。もちろん僕らも何年もかけて決めたことだったし、その覚悟はぶれなかったね」

 松本「それで逆に言うと“これをやってほしいからここまで延ばしませんか”と言える人もいない。要は“こういうことを僕らに求めているので続けてみませんか?”ということを一回もテーブルに上げる人がいなかったというのも事実です」

 ――“アメリカンドリームをつかみに行こうと思った”という願いは志半ば。再び集まった時にかなえたい?

 松本「僕個人の話でいうと、そもそも時期やタイミングなどいろいろ重ならないとできないことだと思っていた。時期があいて、急に(再開して)できるようになることでもない。延長することがあり得たのかという話とも通じるかもしれないが、リーダーが“休みたいというか、何事にも縛られずに休みたい”と言っていたことからすると、今後のことを話すべきタイミングではないのではないかと思ってます。

 まず今は31日までを5人で走りきって、その時間を終えた後にゆっくり考えればいいんじゃないかな。そうならないと“今ここでこうしたい”って話をしても、(実際に)なるとも思わない。時間がたってからもう一回考えていくことなのかなと思う。明言しないということが悲しいととられるかもしれない。でも明言するということに責任を取れないので、明言を避けるという感じ。それが僕の感覚」

 ――相葉さんも「世界中に嵐を巻き起こす」というのが永遠のテーマとして残っていくと思うのですが?

 相葉「どうなんですかね。何年空くか何カ月空くか分からない中で“やった!じゃあ、みんなでもう一回、一発行こうぜ”となった時に、たぶんアメリカという需要はないでしょうね(笑い)。

 その時はもはや、自分たちをずっと支えてくださっていた方たちがたくさんいる、ホームで感謝の思いでってなるのか…なかなか想像のはるか上なので、その時にならないと分からないですけどね。でもジャニーさんからもらった“世界中に嵐を巻き起こすんだよ”という言葉は凄く大事にしています」
(8に続く)

 ◆大野 智(おおの・さとし)1980年(昭55)11月26日生まれ、東京都出身の40歳。94年入所。08年にTBS「魔王」で連続ドラマ初主演。主な代表作に「怪物くん」シリーズ、映画「忍びの国」。今年9月に3度目の個展「FREESTYLE 2020」を開催。嵐のリーダー。1メートル66、血液型A。
 ◆相葉 雅紀(あいば・まさき)1982年(昭57)12月24日生まれ、千葉県出身の38歳。96年入所。09年にテレビ朝日「マイガール」で連続ドラマ初主演。代表作にフジテレビ「ようこそ、わが家へ」。来年1月からフジテレビ「VS魂」の司会。1メートル75、血液型AB。
 ◆櫻井 翔(さくらい・しょう)1982年(昭57)1月25日生まれ、東京都出身の38歳。95年入所。04年3月に慶大卒業。06年10月に日本テレビ「news zero」のキャスターに就任。来年1月から日本テレビ「1億3000万人のSHOWチャンネル」の司会を務める。1メートル71、血液型A。
 ◆二宮 和也(にのみや・かずなり)1983年(昭58)6月17日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。06年「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画に出演。15年「母と暮せば」で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。日本テレビ「ニノさん」のMCを務める。1メートル67、血液型A。
 ◆松本 潤(まつもと・じゅん)1983年(昭58)8月30日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。01年日本テレビ「金田一少年の事件簿」で連続ドラマ初主演。代表作にTBS「花より男子」シリーズ、「99・9―刑事専門弁護士―」シリーズ。嵐のコンサートでは演出を担当。1メートル73、血液型A。

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