特別インタビューで改めて感じた「嵐」の強み…個の持ち味磨かれ、さらに大きな「嵐」に

　【記者の目】松本が質問に対して率先して答え、相葉がほんわか発言で場を和ませる。二宮が冗談めかしながら笑いを誘い、大野は、メンバーみんなからツッコまれるいじられ役。そして必要な際には櫻井が補足する。矢継ぎ早の質問にも、その流れは変わらない。5人は意識せず自然に、それぞれの役割を担っていた。 　相葉は、嵐のメンバーには「入り過ぎず引き過ぎない絶妙な距離感」があると明かした。「役割分担」と「距離感」。これが21年間、紆余（うよ）曲折を経ながら不動のメンバーで活動することができた秘けつであり、多くのファンに支持された強みだった。

　来年1月からはグループ内での「役割」や「距離感」から離れて仕事をすることになる。大きな武器を失うが、個々の持ち味は磨かれる。5人はさらに大きな嵐となって帰ってくるはずだ。（ジャニーズ担当　糸賀日向子）