【嵐 特別インタビュー２】生配信ライブへの思い…「ファン同士のつながりも大事に過ごしてほしい」
2020年12月27日 06:01
芸能
――大みそかの生配信ライブのこだわりは？
松本「今回のライブは随分前からやると決めていた。その時から生でやるということにこだわりを持ってつくり始めた。（アラフェスに引き続き）今回の配信もお客さんが全くいない状態になる。でも、あくまでリアルタイムで同じ時間をみんなで共有できるようなものをやりたいというのが一つあります。
あと20周年のアニバーサリーツアー（※1）を回らせてもらって、代表曲を並べたベスト版をやった。アラフェス（※2）ではファンの皆さんにリクエストしていただいて、ファンが選ぶファンのためのライブをつくった。次に何をやるか5人で考えて“自分たちが届けたいメッセージ”をテーマに今つくっている」
相葉「あとは参加型っていうのもある」
松本「そうだね。僕らは毎年ライブツアーをやらせていただいて、毎回新しいことにチャレンジ（※3）してきた。だから最後のライブもチャレンジしたい。生配信で、こちらがやっていることを届ける“一方通行”になってしまうのは、僕らとしてもやはり寂しい。そこで何とかファンの人たちと直接つながれないかなと、そういう仕掛けをやっています。
たとえばその一つが“みんなで準備だ！TV”。その中で事前にいろんなものを募集して、企画をみんなで一緒にやろうと動いています。僕らのファンの人たちは横のつながりも凄くたくさんある。だからファン同士のつながりも大事にこの日を過ごしてほしいと思っています。実際に生でライブを見ている時に僕らとつながるだけでなく、ファン同士がつながれるように、フレンズ参戦機能を作っている。加えて、リアルタイムにみんなが会場に来られるシステムなどいろんなことを考えて今やっている。
活動休止の会見をやらせてもらった約2年前には、この日にライブをやることは決めていた。そこからずっと配信をやろうと動いていました。コロナ禍になって動き始めたというよりは、それより前から配信という形を取らなければファンの人たち全員が同じような環境で見られる状況にはならないだろうと思っていたので、準備は少しずつしていた。
ただ、世の中がこういうことになってしまったので、みんなが配信をやるような状態になった。その中で技術的なことなどさまざまなことで、できることできないことが情報として分かった。それは結果的には僕らにとっては良かったことなのかなとは思います。今はそういうつながれる配信ライブを目指してつくっている。やったことないのでどうなるかは分からないですけど」
（３に続く）
※1 「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を18年11月から19年12月まで開催。5大ドームで50公演、総動員数は237万5000人で日本最大規模のツアーとなった。
※2 12、13年に東京・旧国立競技場で開催され、今年11月に国立競技場で、無観客配信で3回目を開催。“嵐のフェスティバル”を意味する。ファンによる投票などでセットリストを決めるのが特徴。
※3 舞台が会場前方から後方まで自在に往復する世界初の装置“ムービングステージ”や、松本が逆さづりになって宙を歩く“MJウォーク”などがある。
◆大野 智（おおの・さとし）1980年（昭55）11月26日生まれ、東京都出身の40歳。94年入所。08年にTBS「魔王」で連続ドラマ初主演。主な代表作に「怪物くん」シリーズ、映画「忍びの国」。今年9月に3度目の個展「FREESTYLE 2020」を開催。嵐のリーダー。1メートル66、血液型A。
◆相葉 雅紀（あいば・まさき）1982年（昭57）12月24日生まれ、千葉県出身の38歳。96年入所。09年にテレビ朝日「マイガール」で連続ドラマ初主演。代表作にフジテレビ「ようこそ、わが家へ」。来年1月からフジテレビ「VS魂」の司会。1メートル75、血液型AB。
◆櫻井 翔（さくらい・しょう）1982年（昭57）1月25日生まれ、東京都出身の38歳。95年入所。04年3月に慶大卒業。06年10月に日本テレビ「news zero」のキャスターに就任。来年1月から日本テレビ「1億3000万人のSHOWチャンネル」の司会を務める。1メートル71、血液型A。
◆二宮 和也（にのみや・かずなり）1983年（昭58）6月17日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。06年「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画に出演。15年「母と暮せば」で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。日本テレビ「ニノさん」のMCを務める。1メートル67、血液型A。
◆松本 潤（まつもと・じゅん）1983年（昭58）8月30日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。01年日本テレビ「金田一少年の事件簿」で連続ドラマ初主演。代表作にTBS「花より男子」シリーズ、「99・9―刑事専門弁護士―」シリーズ。嵐のコンサートでは演出を担当。1メートル73、血液型A。
あと20周年のアニバーサリーツアー（※1）を回らせてもらって、代表曲を並べたベスト版をやった。アラフェス（※2）ではファンの皆さんにリクエストしていただいて、ファンが選ぶファンのためのライブをつくった。次に何をやるか5人で考えて“自分たちが届けたいメッセージ”をテーマに今つくっている」
相葉「あとは参加型っていうのもある」
松本「そうだね。僕らは毎年ライブツアーをやらせていただいて、毎回新しいことにチャレンジ（※3）してきた。だから最後のライブもチャレンジしたい。生配信で、こちらがやっていることを届ける“一方通行”になってしまうのは、僕らとしてもやはり寂しい。そこで何とかファンの人たちと直接つながれないかなと、そういう仕掛けをやっています。
たとえばその一つが“みんなで準備だ！TV”。その中で事前にいろんなものを募集して、企画をみんなで一緒にやろうと動いています。僕らのファンの人たちは横のつながりも凄くたくさんある。だからファン同士のつながりも大事にこの日を過ごしてほしいと思っています。実際に生でライブを見ている時に僕らとつながるだけでなく、ファン同士がつながれるように、フレンズ参戦機能を作っている。加えて、リアルタイムにみんなが会場に来られるシステムなどいろんなことを考えて今やっている。
活動休止の会見をやらせてもらった約2年前には、この日にライブをやることは決めていた。そこからずっと配信をやろうと動いていました。コロナ禍になって動き始めたというよりは、それより前から配信という形を取らなければファンの人たち全員が同じような環境で見られる状況にはならないだろうと思っていたので、準備は少しずつしていた。
ただ、世の中がこういうことになってしまったので、みんなが配信をやるような状態になった。その中で技術的なことなどさまざまなことで、できることできないことが情報として分かった。それは結果的には僕らにとっては良かったことなのかなとは思います。今はそういうつながれる配信ライブを目指してつくっている。やったことないのでどうなるかは分からないですけど」
（３に続く）
※1 「ARASHI Anniversary Tour 5×20」を18年11月から19年12月まで開催。5大ドームで50公演、総動員数は237万5000人で日本最大規模のツアーとなった。
※2 12、13年に東京・旧国立競技場で開催され、今年11月に国立競技場で、無観客配信で3回目を開催。“嵐のフェスティバル”を意味する。ファンによる投票などでセットリストを決めるのが特徴。
※3 舞台が会場前方から後方まで自在に往復する世界初の装置“ムービングステージ”や、松本が逆さづりになって宙を歩く“MJウォーク”などがある。
◆大野 智（おおの・さとし）1980年（昭55）11月26日生まれ、東京都出身の40歳。94年入所。08年にTBS「魔王」で連続ドラマ初主演。主な代表作に「怪物くん」シリーズ、映画「忍びの国」。今年9月に3度目の個展「FREESTYLE 2020」を開催。嵐のリーダー。1メートル66、血液型A。
◆相葉 雅紀（あいば・まさき）1982年（昭57）12月24日生まれ、千葉県出身の38歳。96年入所。09年にテレビ朝日「マイガール」で連続ドラマ初主演。代表作にフジテレビ「ようこそ、わが家へ」。来年1月からフジテレビ「VS魂」の司会。1メートル75、血液型AB。
◆櫻井 翔（さくらい・しょう）1982年（昭57）1月25日生まれ、東京都出身の38歳。95年入所。04年3月に慶大卒業。06年10月に日本テレビ「news zero」のキャスターに就任。来年1月から日本テレビ「1億3000万人のSHOWチャンネル」の司会を務める。1メートル71、血液型A。
◆二宮 和也（にのみや・かずなり）1983年（昭58）6月17日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。06年「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画に出演。15年「母と暮せば」で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。日本テレビ「ニノさん」のMCを務める。1メートル67、血液型A。
◆松本 潤（まつもと・じゅん）1983年（昭58）8月30日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。01年日本テレビ「金田一少年の事件簿」で連続ドラマ初主演。代表作にTBS「花より男子」シリーズ、「99・9―刑事専門弁護士―」シリーズ。嵐のコンサートでは演出を担当。1メートル73、血液型A。
