リズムダンスコン 宮崎・銀上小が友情V 6人中4人が親元離れ「山村留学」 昨年2位の雪辱果たす
2020年12月27日 05:30
芸能
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6年生の松田蒼史くんは、「友達と一緒に協力して壁を乗り越えてきたので、その努力が実りました」と大喜び。演技中に絶やさなかった笑顔が高く評価され、「みんなで顔を見合って、笑顔の練習をしました」と明かした。
銀上小は、宮崎県西都市の山間部にある全校児童9人の小学校。県内唯一の「山村留学」の受け入れ校で、今回参加した6人のうち4人が親元を離れて留学し、里親の元で生活している。留学は原則4月からの1年間。短いながらも、濃い友情で日本一を勝ち取った。
同校の中武光一郎教諭は「4~6月ごろはホームシックで誰もが涙しますが、留学に来るのは好奇心が強い子供たちなので、すぐに仲良くなる。みんなが一緒に頑張ってくれた。この先の人生で“あの時頑張れたんだから”と自信にしてほしい」と称えた。
また、自由振付曲の小学生部門は、大阪府寝屋川市立楠根小の5・6年生チーム「楠根っ子ダンサーズ☆」が文部科学大臣賞。Foorinの「パプリカ」に合わせて、元気いっぱいに踊った。