元村有希子氏 安倍前首相の“疑惑”説明に「分からないことが多いので証人喚問という手続きが必要」

2020年12月27日 08:36

芸能

元村有希子氏 安倍前首相の“疑惑”説明に「分からないことが多いので証人喚問という手続きが必要」
TBS社屋 Photo By スポニチ
 毎日新聞論説委員の元村有希子氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。安倍晋三前首相が25日の衆参両院の議院運営委員会で、前日24日の記者会見に続いて「桜を見る会」の夕食会費補てん問題について釈明したことについて言及した。
 安倍前首相は「深い反省」「おわび」の言葉を繰り返したが、従来の答弁の訂正に至った詳細な根拠は示さず、追及をかわし続けた。さらなる真相究明にも消極的な姿勢を崩さなかった。

 元村氏は「(安倍氏の説明に)納得できない」とした上で「“(秘書が)不起訴になったからいいじゃないか”というような態度が見えてくる。説明にも全く説得力がない。さらに118回も国会で虚偽答弁をしたということについて反省をあまりしておられないように見えてしまう」と指摘。そして「分からないことが多いので証人喚問という手続きが必要。野党も与党も議院運営委員会での質疑で終わらせているわけですが、証人喚問であれば、うそをつけば罰せられるということがある。ここできとんと明細書の件も動機も秘書の独断でできたかどうかも一問一答の偽証罪が成り立つ場で解明していくことが、首相を経験した人の責任」と自身の考えを述べた。
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