松本人志 マヂラブ“M-1ネタ”は「消える魔球」…漫才論争「交わらないから我々は飯を食えていける」
2020年12月27日 10:33
芸能
審査員を務めた松本は「漫才の定義っていうのは基本的にないんです。定義はないんですけどあえて設けることで定義を裏切ることが漫才なんです。だから、あえて定義は作るんですが、破るための定義なんですよ」と持論。「それでもちょっとはルールがあるんです。小道具を使わないとか。あとはヅラをかぶらない。でも、ヅラをかぶらないっていうてもベテランの人でヅラをかぶってる人が…」とジョークを交えつつ「オモシロヅラを被らない。でもベテランの人でオモシロヅラをかぶってる人おるからね」と笑った。
続けて「だから今回、マヂカルのことでいうと、例えが良いのか分からないですけど野球の“ここ一番”の時にピッチャーが消える魔球を投げた、みたいな感じなんですよ」と挙げて、「我々プロは『すごいな!ここで言える魔球投げてくるんや!』って思うんですけど、にわかプロ野球ファンなんかは『あれは卑怯だ。あそこで魔球を投げるかね?真剣勝負せいや』ってのが出てくるんですよ。これは一生交わらない。交わらないからこそ我々は飯を食えていける」と語った。