「ただ今、コント中。」内村光良も褒めた「ガラとケー」誕生秘話“妖精”サンド&“普通”濱家の化学反応
2020年12月29日 09:00
芸能
![「ただ今、コント中。」内村光良も褒めた「ガラとケー」誕生秘話“妖精”サンド&“普通”濱家の化学反応](/entertainment/news/2020/12/29/jpeg/20201229s00041000070000p_view.jpg)
今回のゲストはパンサー・尾形貴弘(43)おばたのお兄さん(32)3時のヒロイン・かなで(28)アンタッチャブル・柴田英嗣(45)SixTONES・ジェシー(24)なにわ男子・西畑大吾(23)大西流星(19)藤原丈一郎(24)大橋和也(23)浜辺美波(20)堀田真由(22)松井玲奈(29)松本穂香(23)ゆきぽよ(木村有希、24)3時のヒロイン・ゆめっち(26)(※五十音順)。前回に続き、芸人、アイドル、女優と多彩な顔ぶれとなった。
富澤が「(第1弾は)番組関係者だけでなく(ウッチャンナンチャンの)内村光良さんからも『見たよ!ガラとケーが良かった』って(笑)」と語るほどの話題作がパワーアップ。スマホの勢いに押され、瀕死状態のガラケーの天使“ガラ”(伊達)と“ケー”(富澤)。前回、飲み屋街で出会った男性(かまいたち・濱家隆一)に、再びガラケーの魅力を歌と一緒にプレゼンするが…エンジェルたちに悲劇が!?
「ガラとケー」誕生の経緯について、演出の有川崇氏は「コントの打ち合わせで世間話をしている時、サンドのお二人ともガラケーを使っているのが不思議で。『もうサービス停止になるのでは?』という話で盛り上がったんです。それで、ガラケーがスマホに侵略されて絶滅危惧種になってしまう、それを妖精が演じるというコントはどうだろう、と。イメージは『もののけ姫』です」と解説。
濱家とのやり取り中、2人は「ガ~ラケ~ ガ~ラケ~ パカパカできる~」と歌うが「サンドのお二人を『モスラの歌』のザ・ピーナッツみたいな感じにしたかったので、歌っていただきました。お二人が覚えやすいように、程よく古いCMソング『たらこ・たらこ・たらこ』(2004年『キユーピー あえるパスタソース たらこ』のCMソング)を替え歌にしました。濱家さんを入れた理由は“普通に見える”からです。“小さいおじさん妖精”が相手でも普通に接することができる雰囲気があるな、と。もちろんツッコミが上手なのも大きいです。サンドさんが台本にないことをやり始めても、見事に対応してくれました」。秘話と3人の化学反応を明かした。
クロマキー合成が心配の種だった前回は「細かく調整しながらやりましたが、2回目なので、美術、技術、皆の息もピッタリでした。今回は池が登場します。昔のコント番組は、よくスタジオにプールを作りましたものね。水に落ちるというのは理屈抜きに面白いです」と池落ちを予告し、好感触を示した。
◆有川 崇 1971年(昭46)生まれ、東京都出身。95年、番組制作会社に入社。99年、フジテレビ「笑う犬の生活」でコント番組を初担当。「平成日本のよふけ」「爆笑レッドカーペット」「爆笑レッドシアター」「新春かくし芸大会」「爆笑ヒットパレード」「THE MANZAI」、TBS「ひみつの嵐ちゃん」、NHK「AKB48SHOW!」、サンドウィッチマンのライブツアーなどを手掛ける。現在は「ただ今、コント中。」、BSフジ「東北魂TV」「恋愛マルシェ」を演出。