中居正広「環境が変わって思いが変わって志が変わることはある」嵐の活動再開について語る

　タレントの中居正広（48）が2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広　ON＆ON　AIR」（土曜後11・00）に出演。昨年いっぱいで無期限の活動休止に入った人気アイドルグループ「嵐」について言及した。 　2021年最初の放送回。冒頭でハッピーニューイヤーならぬ「ハッピーバースデートゥーユー！」と叫んで番組を始めた中居はさらに世界中で歌われている「ハッピーバースデートゥーユー」を「ユー」と「ヤー」に変えて最後まで歌い上げた。そして「明けましておめでとうございます。中居です」というあいさつに続き、8月18日に49歳になる2021年は40代ラストイヤーだとして「あらやだ！どうしましょ！」とまずはおどけてみせた。

　そこから「何からいこっか。…じゃ、嵐」と今年最初の1曲に嵐を選び、デビュー曲「A・RA・SHI」（1999年11月リリース）を4分を超えるフル尺で流した。そしてCM明けに「嵐、ちょっとお休みするわけじゃないですか」と嵐の活動休止に言及。「ブレーキなのか、アクセルなのか。経済を回すのか、それともストップするのか」とコロナ禍にあって方針が目まぐるしく変わる政府について触れ「でもね。その環境によって、その状況によって、国が出す意見とか政府の出す（方針は）…あのね、全然僕、ぶれていいような気がするんですよ。新型ですから。初めてのことですから。前こう言ってたのに変わったんじゃないかって。いやいや、状況が変わったんですよ、数字が変わったんですよ、ちゃんとその説明をしてもらえれば、全然ぶれることも大事なんじゃないのかなって思ったりしたんですね」と話した後で後輩グループ「嵐」について言及した。

　「だから嵐くんも一昨年に活動をいったんお休みしまーすって言ってから1年半、2年弱あったのかな？（12月）31日を機にお休みします。あの～…今週復帰してもいいんですよね？うん。だから。1日、2日、3日。三が日休んで4日から再開します…でも僕はいいと思ってます。変わってもいいんだ、別にね。本人たちじゃないから分からないですけど。2020年いっぱいでって言って1年半、2年弱ゴールを目指して。いったんお休みします…までのゴールを目指してやったんだけども、あれ？これ休まなくてもいいんじゃね？みたいな。分かんないよ？でも、解禁しちゃったしな、いまさら言えないなって。12月31日で活動をひと休みしますけども1月の3日…再開します、僕は全然いいと思う。何なら1カ月後でもいいですし、うん。2021年の間でもいいですし。もしかして10年後かもしれないし、5年後でも。それは誰も分かることでもないですけども。そんなんでもいいんですよ。環境が変わって思いが変わって志が変わることはあるわけですから」。

　そう言って、思いの丈を吐き出した中居。「でもタレントさん、著名人は大変ですよね。なんかこう、曲げてしまうことがカッコ悪いとか、気持ちが変わってしまったことのダサさみたいなってのをよく言われたりしますけど、でも、変わるにはやっぱ何らかの要因があって。重ねて重ねて、やっぱ違う、重ねて重ねて、こっちの方がいい、また重ねて重ねて、また違うとか。そういった中で結論を出して、環境が変わって。僕は全然あっていいんじゃないかなって。だから嵐くんは別に1カ月後でも1週間後でも。本人たちしか分からないんで無責任なことを言いますが…なんて思ったりしますけども」とこの話を締めくくった。