「麒麟」川島 新たなTBS“朝の顔”抜てき!3月終了「グッとラック!」後番組MC決定
2021年01月07日 05:32
芸能
川島は競馬番組やバラエティーでMCを務めているが、帯番組の司会は初挑戦。同局関係者は「2人の子供を育てる父親でもあり、主婦層と目線を合わせて語ってもらえる」と期待を寄せた。
起用の決め手は、生放送に欠かせない頭の回転の速さと好感度の高さ。テレビ関係者は「MCでもひな壇でもトークを上手に回せる人。性格も柔和でスタッフにも優しい。誰にも嫌われないタイプで、穏やかな朝の番組に向いてる」と太鼓判を押す。19年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演するなど活躍のフィールドも広い。私生活もクリーンで、博多大吉(49)とともに「上品芸人」と呼ばれている。
ただ、ワイドショー激戦区の午前8時台はTBSにとって“鬼門”だ。生活情報番組「はなまるマーケット」が終了した14年から情報番組にシフトしたが、「いっぷく!」「ビビット」と苦戦続き。「グッと…」も視聴率が2~3%台と低迷。再び「はなまる」路線に戻し、川島の起用がどのような結果をもたらすのか注目だ。
巻き返しを期して、制作陣も一新する。情報番組を担当する情報制作局ではなく、コンテンツ制作局のバラエティー班が担当する。人気番組「ジョブチューン」のチーフプロデューサーら、土日のゴールデン帯の番組で結果を残している制作陣を起用。視聴率戦争に乗り込んでいく。