舘ひろし 故・渡哲也さんが夢に登場「いまだに亡くなったという感じがしない」
2021年01月09日 14:44
芸能
渡さんの遺志で、葬儀には立ち会えなかった。「渡さんは静かに送ってほしいという遺志だったようですから、逆に言えば渡さんの死に顔とか亡くなったところを見ていないので、いまだに亡くなったという感じがしないんです」。収録の3日ほど前には、渡さんが夢に出てきたという。「渡さんが生きてるという夢を見たんですよ。『親方、生きてたんですか?みんな亡くなったと思ってますよ』っていう。どこかに信じたくないという気持ちが生きてるんでしょうね」と語った。
個人事務所で活動していたが、人の勧めもあって石原プロモーションに所属することに。その際、渡さんからは「石原プロに入って自分のやりたい仕事ができなかったり、そういうことがあったんで、お前にはそういう苦労はさせたくない」と、いったんは反対された。それでも、加入の意思を伝えると、渡さんは「この話は俺が預かった」と言い、舘の契約条件について自ら事務所と交渉してくれたという。
渡さんからは「つらいこともあるけど、傷をなめ合っていこうな」と激励された。「それを言うと、(渡さんが)照れるんです。『言ってねえよ』って。でも、僕はすごく覚えています」と振り返っていた。