国際医療福祉大・和田教授 緊急事態宣言のメッセージに「どこまで接触機会を減らすか伝わらなかった」
2021年01月12日 20:07
芸能
この日は3連休明け。多くの企業がリモート業務にシフトすると期待されたが、都内の各地ですし詰めの通勤ラッシュが起こるなど、目に見えた変化に乏しい様子を番組では伝えた。和田教授は「人の流れが減りませんと、接触する機会、人と会う機会が減りません」とコメント。さらに、「たとえば友人や同僚と会う機会を減らしていただいて、家族や同じような関係性の方だけでこの期間を過ごしていただけるようなご説明を、追加でしなければいけないのかなという気がする」と、政府が発したメッセージの不十分さを指摘した。
この日、東京都で新たに報告された感染者数は970人。和田教授は「今日の感染が報告された方は、おそらく元日から3、4日くらいの時に感染された方々。つまり、かなり身近な関係の中での感染が広がっている」と家庭内などでの感染の広がりを危惧した。さらに、「特に冬場ということからすると、場合によっては1週間、2週間での効果は(昨年の)4月のようには見えないかもしれない」とも推測していた。