【女優助演賞】「朝が来る」蒔田彩珠 最年少更新18歳…彩珠の時代が来る
2021年01月22日 05:30
芸能
「オーディションを受ける前に原作を読み、14歳から20歳までの長い期間を演じることは絶対に良い経験になると思いました」
撮影前に劇中の家族と奈良で共同生活を送り、撮影中はずっと役名で呼ばれた。現場ではいつカメラが回っているのかも分からない…そんな河瀬演出に大きな刺激を受けた。
順撮りと呼ばれる時間軸通りの撮影。完成品を見て「最初と最後で、全身、肌とかも全部別人だなと思いました。気持ちが落ちていくたびに見た目も変わっていく感じ」と自分でも驚いたと明かす。
是枝裕和監督のドラマ「ゴーイングマイホーム」で演技開眼。実力派監督から相次いで声が掛かるが、「役の大小に関係なく雑にはなりたくない」と頼もしい。「朝」ならぬ「彩珠が来る」、そんな時代の幕開けだ。