舘ひろし 渡哲也さんの豪快エピソード明かす 夜中にラーメン屋台をホテル内に呼び込もうと

2021年01月26日 14:48

芸能

舘ひろし 渡哲也さんの豪快エピソード明かす 夜中にラーメン屋台をホテル内に呼び込もうと
舘ひろし Photo By スポニチ
 俳優の舘ひろし(70)が26日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年8月に肺炎で死去した俳優・渡哲也さん(享年78)との思い出を語った。
 「全てを教わった。俳優として今の自分があるのは渡さんのおかげ」と話す舘が渡さんに最後に会ったのは一昨年の7月。以降は「2週間に1回とか、10日に1回」電話で話していたといい、いつも「ありがとうな。お前だけだよ俺のこと気にかけてくれるのは」と言われていたという。本人の「静かにいきたい」と意思に従い、密葬には参加せず。「亡くなった顔を見ていないので、お墓参りに行ったが、亡くなった感じがしない」とも話した。

 渡さんの豪快な一面も明かした。ロケの際にはいつも皆とホテルで部屋飲みをしていたが、夜中12時頃に終わると、「ひろしはいいだろ」と言われ、さらに3時間ほど2人で飲んでいたという。広島でロケがあった際には突然「ひろし、氷が食いたいか」と言い出すと、マネジャーを呼び出して「ひろしが氷食いたいって言ってるんだけど。どっかで手に入れて来いよ」と一言。すると3時頃には実際にマネジャーが氷店を起こして手に入れた氷が運ばれて来たという。

 また名古屋のロケの際には部屋の窓から外にラーメン屋台がいることに気づき、「ひろし、ラーメンが食いたくないか」と言い出した。マネジャーを呼び「ひろしがラーメン食いたいって言ってるんだけど。屋台を(ホテルに)上げろ。廊下を走らせれば腹が減ったやつが食うから。請求書は俺のところにまわせ」と仰天要求。マネジャーが交渉に行き、屋台をホテルに入れようとしたものの、舘は「屋台がエレベーターに入らなかった」とラーメンだけ食べたと苦笑いした。

 舘は「大変だった。10日ロケに行くと、7日か8日は(午前)3時か4時くらいまで。僕は(次の日の)出番が早いが、敵(渡)は10時くらいから。僕は2、3時間しか寝ないで行っていた」と懐かしそうに振り返った。 
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