松丸亮吾 反抗期後悔も…亡き母との“約束”守り東大合格 「母が僕を大きくしてくれた」
2021年01月27日 14:46
芸能
そんな関係性が高校1年生になるまで続く中、順子さんの乳がんが発覚。その後、帰らぬ人に。最期の瞬間に立ち会った松丸は「『ごめんなさい』と。こんなにずっと反抗し続けて、中学時代にいっぱい見てくれた勉強の感謝も言えてないし、生んでくれた『ありがとう』も全然言えてなかったんで。『ごめん』って言った」と振り返った。
遺品整理をしていると、順子さんの手記を発見。最後のページには「私のやりたかったこと」として「頑張れたら亮吾が東大に行くところを見届けたかった」と記されていた。「息子を一人でも東大に行かせたい」と願っていた順子さん。DaiGoが東大の受験を失敗したとき、松丸が「大丈夫。僕が東大に行く」と話していたことを覚えていたという。
「応援してくれてたのに、それをずっとあだにしていた。後悔した」というが、順子さんのために、あらためて東大を目指すことに。「東大なんて無理」という周囲からの言葉にも負けず、「母親が教えてくれた勉強法でずっと勉強し続けた。どれだけ短くても1日10時間、長いときは1日17時間」と猛勉強。努力が実り、見事東大に合格した。
「『すごいね』って言われるたびに『僕じゃない』って思うんです。僕じゃなくて母親が僕に教えてくれたこと、残してくれたものが、僕をこんなに大きくしてくれた」と感謝。「約束は守れたかなと思います」と、しみじみ話していた。