清原翔　脳内出血の手術経て体調安定、復帰へ現在リハビリ中

　昨年6月、脳内出血で緊急手術を受けた俳優の清原翔（28）について1日、所属事務所が公式サイトで現在の状況を明らかにした。発表によると、清原は昨年6月12日、感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行った。その後、複数回の手術を経て体調は安定。脳に関しても異常はないとの診断を受けている。現在は復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しているという。 　関係者によると、当初は集中治療室（ICU）に入り、意識もなかなか戻らず予断を許さない状況が続いたが、昨年秋ごろになってようやく体調が安定。「今はしっかり話もできており、本人は早く復帰したいという思いでリハビリを頑張っている」という。

　2日が28歳の誕生日。事務所は家族と相談した上で、本人が静かに治療に専念できる環境づくりを優先しこのタイミングでの報告になったと説明。「皆さまに元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族とともに前向きに取り組んでまいります」としている。

　▽感染性心内膜炎　心臓内にある弁や心臓の壁などに細菌が付着して炎症を起こす病気。発熱や呼吸難、冷や汗など心不全の諸症状が出る。最悪のケースでは細菌の塊が血管に詰まって脳梗塞や肺塞栓症などを起こす。虫歯や歯周病が関係しているとされる。