キスマイ千賀 残るコロナ後遺症「ガスのにおいが分からない」 復帰から2カ月経っても…
2021年02月02日 11:16
芸能
「実際に名古屋に行って生放送(の番組に出演)していたら、たくさんの人に感染させていたかもしれないですし、移動中の新幹線の中でも感染させていたかもしれない。1人でも多くの人にコロナウイルスがかからなくてよかったという安心がありました。あとは、自分で闘っていけばいいというか、そんな気持ちでしたね」。
千賀は昨年11月22日に所属事務所を通じ、療養期間を終えたとして、活動の再開を発表。すでに、仕事復帰してから2カ月以上が経過した。しかし、今もなお嗅覚障害は続いている。
「まだ完治していない状況なんです」と千賀。「発症してから1カ月くらいは徐々に治っていって『あれ、このままいったら、しっかり完治するんじゃないのか』と思ったところから、あまり進展がないですね。自己分析ですけれども、う~ん、60~70%は戻っていると思います。においのわからない分野が何個かあるんですよ。ガスのにおいが分からなかったりして、火事に気付けなかったり(する恐れがある)とか、犬のふんのにおいが分からなかったりとか。くさいにおいとか気付けなかったりします」と現状を明かした。
“感染したからこそ、伝えたい”思いとして、千賀は「自分も確かに後遺症があったりとか、つらい思いもあるんですけど、(若い人たちには)完治する方が多いということなので、危機感がすごく緩くなっている現状が実際あるけど、自分の持っていたコロナウイルスが感染経路となって、高齢者の方にうつってしまった時に、その方が重症化してしまって誰かの命がなくなってしまう可能性がある。そこへの責任感をすごく強く持っていただけたらうれしい」と訴えた。