加藤シゲアキ NHKドラマ初主演 激動の1年…NEWSとして作家として「この仕事が好きと実感」
2021年02月03日 05:30
芸能
同作や舞台の主演が相次いで決まっているが、作家業でも勢いに乗っている。この日は、著書「オルタネート」(新潮社)が第42回吉川英治文学新人賞にノミネートされたことが発表に。直木賞、本屋大賞に引き続きアイドル初の快挙となった。
加藤はこの一年の執筆活動について、脚本を手掛けるなど挑戦し続けて幅が広がったとし「頑張ってきたからこそ皆さんが“加藤の本、読んでみよう”と思ってくださり文学賞の候補につながったのかな」と分析。「あらゆるチャレンジが一つの形になった」と手応えを語った。
直木賞の選考会では小説家の北方謙三氏が「オルタネート」を高く評価。加藤は「褒めてくださると思っていなかったので素直にうれしかった」と笑顔を見せた。
グループ活動については「形が変わったりコロナにかかったり、不安定だった」と回想。昨年は6月に元メンバー手越祐也(33)がジャニーズ事務所を退所。ドラマの撮影期間でもあった11月には自身と小山慶一郎(36)が新型コロナウイルスに感染し、休養した。「いいことも悪いこともあるが、それが芸能活動をする醍醐味(だいごみ)」と思いを明かし、「この仕事が好きと実感した一年」としみじみと振り返った。