カズレーザー　IOCの森会長発言“決着した”に「これはこれでどうなんだ…追及すべき」

　「メイプル超合金」のカズレーザー（36）が5日、フジテレビ「とくダネ！」（月～金曜前8・00）に出演。国際オリンピック委員会（IOC）が4日に、女性蔑視ともとれる発言で批判を浴びた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長について「森会長は謝罪した。この問題は決着したと考えている」との声明を発表したことに言及した。 　IOCは「男女平等はIOCの基本原則だ」と強調し、東京五輪で女子の参加比率が過去最高の48・8％に達することをアピール。事態を問題視せず、今夏の大会開催へ早期収束を図る。

　カズレーザーは「これはこれでどうなんだと思う。あきらかに五輪の精神に反した発言があったのに、それを謝罪したら決着しちゃうっていうのはIOC側にもかなり矛盾がある」と指摘。そして、「もうちょっと追及すべきだし、IOCが建前としてずっと言っている五輪はただのスポーツの大会ではない、高尚な理念があるものだとするならば、もうちょっと問題を大きくしないといけないと思う」と自身の考えを述べた。