ウイカ 誹謗中傷の被害告白“勇み足” 弁護士指摘、SNSでの責任追及「リスクしかない」
2021年02月10日 05:30
芸能
SNSのトラブルに詳しい戸田総合法律事務所の椿良和弁護士は「芸能人がSNSで責任追及するのはリスクしかない。(2)のケースなら言うまでもないが(1)だとしても必ずしもいい手ではない」と指摘する。
椿弁護士は「仮に根拠があって名前を出してなくても一般人を犯人と決めつけることは危険」と説明。またウイカが脅迫者に「最終警告」「このご時世なのでマジで気を付けて」という言葉を用いたことも「警告や忠告の意味と思うが、脅迫ともとれる。言葉一つで揚げ足を取られる世界。公に発信するにふさわしくなかった」。
SNSでファンとタレントがつながりやすい時代、芸能人はSNSとどう付き合うべきか。椿弁護士は「中傷を受けても、SNSで公にせず、最低数カ月はかかるがアカウントの情報開示を求めるのがベスト。事務所も対処のマニュアルを決めておくべき」とした。