加藤浩次 森会長発言巡るJOC山下会長の対応に「遅い 火消しに走っている感じ」

2021年02月10日 09:57

芸能

加藤浩次 森会長発言巡るJOC山下会長の対応に「遅い 火消しに走っている感じ」
「極楽とんぼ」の加藤浩次 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(51)が10日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が9日に都内で定例会見に出席し、東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視ととれる発言についてコメントしたことに言及した。
 山下氏は、森氏の発言をその場で止められなかった理由について、あらためて「約40分くらい森会長は発言されました。その中で半分過ぎたぐらいに女性差別と受け取れる発言が出てきたと思う。その後もいろんな話題に話が変わっていったもんですから、それを止める、いさめる気を逸してしまったというのが正直な思いです」と話した。そして「極めて不適切だったと改めて強調したい」と語る一方、「森会長もこれを認めて撤回、謝罪しております。この発言自体の是非については改めて述べる必要はないと思っている」とした。また国際オリンピック委員会(IOC)も今月4日には森会長の謝罪会見を受け「問題が終わったと考えている」としていたが、9日改めて「森会長の最近の発言は完全に不適切で、IOC公約とオリンピック・アジェンダ2020の改革に矛盾するものだ」との声明を発表していた。

 加藤は「(森会長の)謝罪会見でも逆ギレがあったりして、あれ、この人どう思っているんだろう、というのが一個あった。さらに山下会長の昨日の会見もやっぱり僕は遅いと思う」と断言。内容についても「何か批判があったときに火消しに走っている感じというか。この発言を重く受け止めて山下さんもすぐに会見するとか、最初コメント出したときに、それはしようがない、謝罪したからいいでしょ、という風に捉えられたのが波紋が広がっている要因だと思う」と語り、さらに「IOCの意見が変わってきたのも批判を浴びたから意見を変えていくという風に見えてしまう」と憤慨。最後には「やっぱりちゃんと組織委員会ないし森会長が改めて何かを発言する形にしないと火消しにならない。どんどん広がっているだけという感じ」と話した。
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