仲野太賀 度肝抜かれた役所広司のド迫力演技「すごすぎて笑っちゃった」
2021年02月13日 15:27
芸能
「この映画は最近見た中では良かった」と話す司会の笑福亭鶴瓶(69)から「何なん、あの役所広司は何なの」とふられた仲野は「ふつうのお芝居の領域じゃなかったですね」と振り返った。最初に顔を合わせた本読みでは「あまりの迫力すぎて笑っちゃって。“えー怖っ、超怖い”と思って笑っちゃって。いろんな現場に行かせてもらっているんですけど、すごすぎて笑っちゃうみたいなことあんまり経験なくて。ちょっと度肝を抜かれましたね。ええーみたいな。びっくりしました」と驚く自身の表情を再現してみせた。
自身は撮影ではカットがかかるたびに西川美和監督の顔ばかり見ていたとし、「不安でしょうがなくて。(不安要素が)ないように臨むんですけど、この作品に対して絶対外したくないという思いがあって。1番いい芝居に執着してました」と語った。その理由については「憧れに憧れていた場所だったんです。西川さんの映画の現場が。くすぶっていた時間もすごくあったんですけど、今こうやって“すばらしき世界”に出させてもらって、西川さんと役所さんとご一緒して、何も無駄じゃなかったかもしれないと言える」としみじみと話した。