キンコン西野の勘違いで深まった溝 吉本の社員にとばっちり

2021年02月14日 10:00

芸能

キンコン西野の勘違いで深まった溝 吉本の社員にとばっちり
「キングコング」の西野亮廣 Photo By スポニチ
 【芸能「覆面座談会」 これが“噂の深層” 】 コロナ禍で10都府県が緊急事態宣言を発令している中、芸能界では時代にそぐわない“濃厚接触疑惑”が浮上した。TBS「NEWS23」でキャスターを務める小川彩佳アナウンサー(35)の夫、歌舞伎俳優中村芝翫(55)の不倫がそれぞれ報じられた。裏切られた小川アナ、芝翫の妻で女優の三田寛子(55)の心境は?いつもの覆面メンバーが舞台裏を語り尽くします。
 ワイドデスク お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣の吉本興業退社には驚いた。

 リポーター 先月27日に自身のツイッターで「退社する可能性も」とつぶやいて騒動になってから、わずか3日で電撃退社。

 週刊誌記者 西野は一貫して「円満」を強調しているが、吉本の先輩だった「ダウンタウン」の松本人志がテレビで「円満がこんな急にバタバタ辞めるわけがない」と話していたように疑問は残る。

 スポニチ本紙デスク 西野と吉本の間には、かなり温度差があった。

 ワイドデスク 西野が苦言を呈した社員の名前が特定できる画像をツイッターで公開したり、オンラインサロンに公開したメッセージに少なからぬ事実誤認があったとスポニチで報じていたね。

 本紙デスク 吉本の社員への当たりが強くなっていた部分は大きい。実は昨年末にも、そんな関係性を象徴する出来事があった。

 リポーター どんなことがあったの?

 本紙デスク 西野が原作・製作総指揮を務めるアニメ映画「えんとつ町のプペル」の公開を控えた昨年12月18日、都内の書店からオンライントークを生配信する予定だったが、現場のセッティングに不満を爆発させ、すぐに帰ってしまった。

 週刊誌記者 その後自宅から配信してたよね。吉本に対し「あんな設営では笑いがとれない。笑いのプロなら考えろ」という趣旨のことを話していたね。

 本紙デスク でもその舞台設営には吉本はノータッチ。会場の書店と、西野の新刊を発行した出版社がセッティングしていたんだ。

 ワイドデスク 吉本の社員にとっては、とばっちりだった。

 リポーター プロ意識を持ち出すなら、どんな場所でも笑いをとるのが芸人という気もしますしね。

 本紙デスク 西野はその後「先方に申し訳ない」と、突如、新刊の特売会をその書店で行うと言いだした。その後、吉本と出版社は数百部の本の確保に奔走することになった。

 週刊誌記者 西野の才能やバイタリティーは分かるが、ついていくのは大変そうだね。

 ワイドデスク マルチな活動は芸人の枠を超え、成果も伴っていた。上層部の評価も高かったというし、社員を上から見ていた部分もあるのかもね。

 週刊誌記者 映画は動員100万人超えと好調のようだよね。

 リポーター 製作や宣伝費などが、西野が思っている以上に膨れあがっていて、まだ回収できていないそうだよ。

 週刊誌記者 なかなか大変そうだが、頑張ってもらいたいね。
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