キンコン西野 映画鑑賞への批判に疑問「それを言い出したら」 是非の議論は歓迎「すごくよいこと」

2021年02月17日 12:24

芸能

キンコン西野 映画鑑賞への批判に疑問「それを言い出したら」 是非の議論は歓迎「すごくよいこと」
「キングコング」の西野亮廣 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(40)が17日、音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」を更新。自身が製作総指揮、脚本を手掛けたアニメ映画「えんとつ町のプペル」の鑑賞をめぐる問題について、16日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)で議論されたことに言及した。
 緊急事態宣言下で同作品のトークイベント等が中止になる中、西野は自身のSNSで、自分が鑑賞する映画館と上映時間をあらかじめ予告。この1カ月で全国30カ所以上の劇場を訪れ、多くのファンと鑑賞の時間をともにしている。

 西野は9日に投稿したブログで、「感染症対策で、握手をしたり、サインを書いたり、写真を撮ったり、お手紙を受け取ったり、お喋りをすることはできませんが、会場ですれ違って目が会えば、全力で会釈させていただきます」と説明。鑑賞についてはルール内の行動であるとしているが、一部からは劇場に人が殺到する流れを作っているという声もあり、賛否両論が起きている。

 西野は、この問題がバイキングで議論されたことに触れると「いろんな意見があるのは承知してますし、たくさんお叱りもいただいたんですけど、ここに関しての意見は変わらなくて」とし、思いを吐露した。

 「国が定めたルールを守った上でおこなっている、いわゆる営業活動を批判してしまうと、それを言い出したら『他の映画作品が特典を付けてお客さんを呼ぶのはどうなんだ?』『今週公開の新作映画の初日公開イベントで大々的に宣伝してたけど、あれはどうなんだ?』『今日も全国各地でおこなわれている演劇やコンサートはどうなんだ?』という話になってくるし、もっと言うと『テレビCMを流して営業を活動するスポンサーはどうなんだ?』という話になってきますよね。なぜ、テレビCMをうって営業活動するのはオッケーで、なぜ西野がツイッターで営業活動をしたときだけ『人が集まったらどうするんだ!』という議論になるのか。あきらかにそこの理屈は破綻していると思っていて、そこのセーフとアウトの線引きが感情でおこなわれているような気がしているので、それはどうなんだろうな?という考えです」。
 
 さらに「余談ですけど」と切り出し「テレビ番組っていうものはCMをうって営業活動しているスポンサーさんのお金で作っているわけで。ルール内で営業活動をしているサービス提供者を批判するのであればね、当然ルール内で営業活動している番組スポンサーさんも、その対象になってくる」と指摘。「テレビ番組内でスポンサーさんからお金をもらっている人がルール内で営業活動を批判し始めたら、色々と辻褄が合わなくなるはずなんですよ。多分、それはブーメランになるんじゃないかなと思う。大前提として、ルールというのは、どの打ち手が有効なのかを探るために設けているわけで、つまり今回の場合で言うとですね、コロナをおさえながら経済を回せるラインはどこなんだ?を探るためにですね、専門家の方が逐一ルール変更をおこっているわけで。そんな中ですね、ルール内での行動を批判してしまうと、いつまでたってもこの打ち手の精度が上がらない。それって誰も幸せにならないと思う。なので僕の考えていうのは何も変わらない」と続けた。

 そして「昨日のバイキングさんのように、是非を議論するというのは、すごい良いことだと思っています。個人的にバイキングさんにすごく感謝しているのは、どちらか片方の言い分だけを聞いて結論した偏向報道ではなくて、双方の言い分を紹介した上での議論をしてくださっていたので、ああいうのは僕個人的にもすっごく救われるし、みんなが考えるきっかけになるし、メディアは、ああであって欲しいなと思いました」とした上で「昨日のバイキングさんのお仕事には感謝していますっていう話です。テレビ批判とは全く反対の話で、テレビでああいう議論が行われるのはすごくいいよねっていう話です」と語った。
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