溝口紀子氏 「男みたいな性格」と橋本新会長擁護の竹下氏に「ジェンダー意識を変えていくのは道半ば」
2021年02月19日 12:18
芸能
溝口氏は「私は言葉狩りとか(ジェンダー)警察ではないんですけど、でもこの“男みたいな性格”は明らかにジェンダーバイアスがかかっていて、たぶん竹下さんは称賛の意味で使ったと思うんですよ。ということは男が上で女が下っていう意識が根深くね、それはもうしようがないっていうか戦前は家父長制っていって男が上で家長になるっていうような中の空気がまだあると思う。それを変えていくのが五輪なのでこれはいただけない」と指摘。
そして、「次の“キスとハグはスポーツ界、スケート界では当たり前”というような意味の表現は、これは違うんですよね。私、フランスにいてキスを毎日、あいさつで100回くらいしてたんですよ、男性でも女性でも。でもそれってホオに当てるだけで口と口じゃないんですよ。そのへんがあいさつっていってもコミニュケーションでもキスとかしないし、そのへんの価値観っていうのがどうなのかなって。まだジェンダー意識を変えていくのは道半ばだなと思いました」と自身の思いを話した。