武井壮 「鬼滅の刃」の“遊郭問題”に言及「我々の持ってる歴史。実際にあったものだから」
2021年02月22日 22:56
芸能
そういった状況を聞いた武井は「遊郭の問題よりも、バンバン人喰っちゃったりする訳で…そっちの方がどっちかっていうと大ごとだから」と苦笑い。さらに武井は「(遊郭を)歴史的背景として描いて、それを理解してもらうっていう作品にしてくれるのは…我々の持ってる“歴史”じゃない? なくす必要のないものを説明してるワケ。実際に(日本に)あったものだからね」と力説。歴史的文化を伝える意味でも、「鬼滅」の存在は大きいとした。
共演した倉田真由美(49)は「たまたま遊郭が舞台だけど、別に“女性を買う”どうこうという話が出てくる訳ではないから」と“心配はない”との意見。続けて武井は「(今回のキーマンの)宇髄(うずい)ですが、そういう方(遊女)を大事にされる方なので、そういったところからいいアングルで攻めてくれたらいいと思いますね」と、制作側の配慮にも期待を寄せた。
倉田は自身の子供への遊郭の伝え方を問われ「こういうのは正しく言いますよ。昔はそういうことがあったんだよ」と回答。さらに「それで子供がどう感じるかはその子によるけれど、正しいことは伝えるべき」と、真正面で子供と向かい合うとした。
ただ、MCの垣花正アナウンサー(49)は「全部伝えて、それが文化だって言うと、ニュアンス…ちょっと説明難しいよな」と渋い顔。しかし倉田は「それを肯定的に言う必要はない。当時はかわいそうな人たちがいっぱいいた(と伝える)」としていた。