ザコシショウ 女手一つで育ててくれた母の最期 別れのつらさ隠して…「それがきつかった」
2021年02月25日 12:25
芸能
木下氏がさらに「幼少期に苦労しながら、イジメにあったり、キツイ思いをするっていうのもあった」と話すと、ザコシショウは「あったかもしれないですね。小学校1~2年ぐらい。髪の毛がサラサラヘアでかわいかったんですよ。人一倍。それが逆に『女みたいだな』って、よくイジメられました」と回顧。「友だちが全部女の子でしたね。1~2年は。僕もその状況に違和感があったんですよ。友だちは男のほうがいいけど、女の子がかわいいね!って寄ってくるから、自分が気持ち悪い感じだった」と振り返った。
そんな大切な母は、自身が37歳の時に他界。「母親が1人で住んでていて、ガンになっちゃってて、かわいそうだった。死ぬ間際まで末期がんって言ってくれなかったんです。そこから2カ月ぐらいで亡くなった。僕に心配かけたくないって一心で」と告白。母との別れの悲しさも「見せてないです。僕のお笑いの美学として、芸人はつらくてつらい姿を見せたくないし、身内に不幸があっても不幸があったとは見せたくない。それはきつかったですね」。2016年に「R-1ぐらんぷり」で優勝。「(母に)売れたところは見せられてないんです。売れたところを見せたかったなというのはある。僕が売れるきっかけになった『あらびき団』(TBS)は毎週出させてもらって、母も喜んでましたけどね」と語った。