尾上松也「こんなことしていいのか!」 半沢直樹で魅せた歌舞伎界の先輩の“顔芸”に刺激
2021年02月26日 21:10
芸能
しかし“顔芸”を観てからは、自身にも変化が。「その後も撮影はあったので、その芝居を観てからは、若干、僕も大げさにやるシーンを増やしました」と笑いながら明かし、「僕の瀬名社長の役は、あまり顔芸でどうの、というシーンが多くなかったのですが、やっぱり先輩方の演技を見て『やれるところはもうちょっとやろう』、『やっていいんだったら、俺もやる』というような対抗心みたいなものは芽生えました。現場では会わないのですが」と、芝居を“盛った”ことも打ち明けた。
「半沢直樹」では、歌舞伎俳優の市川猿之助(45)が、堺雅人(47)演じる半沢直樹に「詫(わ)びろ」と8連発したシーンなど、力の入った迫真の演技が“顔芸”としても話題となり、同じく歌舞伎俳優の片岡愛之助(48)や、俳優の香川照之(55)の個性的なキャラクターが目白押しで、高視聴率にもつながった。
松也は「現場はどんどんボルテージが上がっていたような気がします」と、先輩方の“顔芸”の効果も口にしていた。