小室哲哉とKEIKOの離婚成立 3年超の別居経て19年の夫婦関係に終止符

2021年02月27日 05:30

芸能

小室哲哉とKEIKOの離婚成立 3年超の別居経て19年の夫婦関係に終止符
02年11月22日、結婚指輪を披露する小室哲哉とKEIKO Photo By スポニチ
 音楽プロデューサーの小室哲哉(62)と音楽ユニット「globe」のKEIKO(48)が26日、離婚した。KEIKOが同日、所属事務所の公式サイトで発表。関係者によると、今週初めに東京家裁で行われた調停で離婚が成立した。この日、離婚届を提出したという。3年超の別居を経て、19年の夫婦関係に終止符を打った。小室は3度目の離婚となった。
 KEIKOは直筆文書で離婚を報告。2011年に発症したくも膜下出血の後遺症を感じさせないしっかりとした文字で「アーティストとしても皆様に恩返しができるよう精一杯努力して参ります」と復帰への意欲もつづった。

 globeのメンバーだった2人は02年に結婚。08年の小室の詐欺事件後も夫婦で支え合ってきたが、小室が18年1月に週刊文春で看護師女性との不倫疑惑を報じられると状況が一変。小室は同月に釈明会見を開き、不倫を否定するも騒動の責任を取るとして引退を発表した。会見ではKEIKOに対して大人の女性としてのコミュニケーションが取れなくなったことなどを明かし、介護の限界を告白していた。

 関係者によると、小室は会見後、KEIKOとは一回も会っておらず、昨春にKEIKOに離婚調停を申し立てた。これまで条件面が争われ、小室側に慰謝料が発生したが、金額等は明らかにされていない。調停ではなかなか条件が折り合わず、コロナ禍で進行も遅かっただけに「長期化すると思ったが、思ったよりも成立が早かった」(知人)という。2人は今週始め、そろって家裁に出廷したが、顔を合わせることはなかった。

 小室は昨年、乃木坂46の「Route 246」を作曲するなど活動を再開。同10月のスポニチ本紙のインタビューで、引退の引き金となった不倫疑惑について「当時の僕は澱(よど)んでいた。思いやりがなく、自分本位で…。愛情や友情というより、人としての手前の部分から逸脱していた」と吐露。離婚調停に入ったことについても「その後のフォローも含めて、全て自分本位だったことが招いた結果です」と反省の弁を漏らしていた。

 【小室とKEIKO】
 ▼95年8月9日 3人組ユニット「globe」がデビュー。
 ▼96年 NHK紅白歌合戦に初出場。
 ▼02年 連名で各社にファクスで結婚報告。同年3月に小室は音楽ユニット「Kiss Destination」のASAMIこと吉田麻美と離婚しており、約7カ月のスピード婚。
 ▼08年 投資家の男性から5億円をだまし取ったとして詐欺容疑で小室が逮捕される。KEIKOは「小室桂子」名義で「私たちのこれからの人生は大変険しいものですが、共に歩む覚悟です」とコメント。
 ▼09年 小室が懲役3年執行猶予5年の有罪判決を受ける。
 ▼11年 KEIKOがくも膜下出血により倒れ、12月に退院。
 ▼18年 「週刊文春」が小室と看護師女性との不倫疑惑を報じ、騒動のけじめをつけるとして小室が引退会見。不倫は否定し「才能の限界を感じていた」と語った。
 ▼19年 離婚調停中であることが判明。
 ▼20年 小室が本紙で引退後初のインタビューを受け、不倫騒動について「全て自分本位だったことが招いた結果です」と語った。
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