舛添要一氏 厚労相時代は接待ほぼなし「許認可権限ってあまりない。都知事の方が何百倍も」
2021年02月28日 18:01
芸能
舛添氏によると、「驚かれるかもしれないですけど、(厚労相に)許認可権限ってあまりないんです。都知事の方が何百倍も許認可権限を持っている」という。厚労相は利権が絡みづらいポジションゆえに、甘い誘いもほとんどなかったようで、「厚労大臣の時も、忙しかったこともあるけど、年金(問題)とか新型インフルとかあって。ほとんど『ご飯を食べに行きませんか?』というのもなかった」と振り返った。
対照的に、都知事時代は「毎日ですよ、断らなければ」と、その環境の違いを説明した。接待と業務の線引きは難しく、グレーゾーンも存在するという。「『この方と会って、東京都の都市計画をしっかりやらないといけない』と思ったら、仕事の一部だと思って行きます。向こうもそのつもりで図面を持って来て、『これは東京都のためです』と言っていたら、聞かなければいけない。それはグレーゾーンであって、そうしてご飯を食べたりしていると、何かあった時、A社とB社だったら、人間ですからちゃんとやった方を取りたいと思う」と話した。
業者からの誘いについて舛添氏は、「そこから先は言いにくいけど」と前置きしつつ、「それを断るやつって嫌われるんですよ。私はかなり断ったね。だから相当嫌われました」とぶっちゃけた。千原から「結果、ざっくり刺されたんですよ」と突っ込まれると、「いやいや」と苦笑いしていた。