笑い飯・哲夫、M-1伝説の100点ネタの裏話披露 サンド富澤らに「めっちゃ手回しした」
2021年03月05日 20:51
芸能
M-1決勝大会の歴史で100点を付けられた唯一のネタだが、西田幸治(46)は当初、本番での披露に難色を示していたという。「正直言うと、哲夫のボケがあんまりやなと思ってた」。一方の哲夫(46)は、「2回戦、3回戦、準決勝とやっていく中で、『西田君、鳥人をあんまりやりたがってへんな』っていうのを感じたんです。やばいなって」と危機を実感。ネタを磨き上げるとともに、ある作戦を実行したという。
哲夫は「ずっと言い続けたら嫌がるのが分かるから、『鳥人は嫌や』と凝り固まってしまうのが分かるから、僕からは『これやりたい』ってめっちゃ言うたらあかんなと思った」と、自分からはアピールしないことを決意。代わりに「周りの人に『西田君に、鳥人おもろいって吹き込んでもらえます?』って、めっちゃ手回しした」という。「サンドウィッチマン」富澤たけし(46)には、共演番組でこっそり耳打ち。「番組の最後に帰りはる時に、『笑い飯さん、鳥のネタ楽しみにしてますよ』って言ってくれたんです。石垣から攻めていったというのはある」と明かした。
哲夫の狙い通り、決勝大会で「鳥人」のネタは大ウケ。「紳助さんが『100点入れたら後の採点が困るけど、困ってもええわ』と言ってくれはった。めっちゃ覚えてます。めちゃめちゃうれしかった。『100や…』って」と振り返った。