「教場2」でも注目の岡崎紗絵 2年ぶり月9出演 初のシングルマザー役「難しかった」

2021年03月08日 16:30

芸能

「教場2」でも注目の岡崎紗絵 2年ぶり月9出演 初のシングルマザー役「難しかった」
“月9”ドラマ「監察医 朝顔」第17話にゲスト出演する岡崎紗絵(C)フジテレビ Photo By 提供写真
 フジテレビの新春スペシャルドラマ「教場2」(1月3、4日)で妊娠が分かる風閒教場訓練生役を演じ、注目を集めた女優の岡崎紗絵(25)が8日に放送されるフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)第17話にゲスト出演。2019年1月期「トレース~科捜研の男~」以来2年ぶりの月9登場となる。
 主演の上野樹里(34)が2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりに月9に挑んだヒューマンドラマ(19年7月期)の続編。シーズン2は昨年10月期から始まり、33年の歴史を誇る同局の看板枠・月9史上初の2クール連続放送。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を大胆にアレンジし、上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が残された人たちの心を救う様を胸が締め付けられるほどハートフルに描く。

 第17話は、朝顔たちのもとに生後8カ月の乳児の遺体が運ばれてくる。母親の田崎直子が食事の準備で目を離した隙に亡くなっていたそうで、朝顔たちが解剖をした結果、プラスチック製のおもちゃが気管に詰まったことによる窒息死と分かった。朝顔は乳児が誤っておもちゃを飲み込んでしまったのではないかと推察も、野毛山署の刑事たちは虐待の可能性はないかと問う…という展開。

 岡崎が演じるのは、シングルマザーの田崎直子役。2年ぶりの月9出演に「うれしかったです。それと同時に難しい役でもあったので、緊張感もありました。シリーズで続いている人気作品に携わることができたことをとても光栄に思います。(初のシングルマザー役は)葛藤のサイズが大きいので、超えるところがたくさんあって、とても難しかったです。手探りでやりながら、キャストの皆さんの空気にも助けていただいて、田崎直子を創りました。やはり相手があってのお芝居だと改めて実感しました。“当たり前”とは何なのか。人それぞれの受け入れ方、物の見方があるのだと改めて考えさせられるお話になっていると思います。私自身、このドラマの温かい空気に触れて気持ちが軽くなるような感覚がありました。このじんわりと温かい空気感が伝われば幸いです」

 上野とは初共演。「とても明るくて笑顔にあふれていて、チーム感がしっかりある現場だと思いました。上野さんをはじめキャストの皆さんが優しく迎え入れてくださって、安心して現場にいることができました。学びがたくさんあって、とても勉強になりました」と感謝した。

 同局の金城綾香プロデューサーは「お子さんを亡くした母親の役を演じてくださいました。『教場2』での力強い眼差しと打って変わって、光のない無気力な目をしており、真意は物語の最後まで分かりません。ただ、岡崎さんのお芝居が彼女の未来の方向性をちゃんと示してくださっていますので、是非楽しみにご覧ください」と呼び掛けた。
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