マヂラブ 崖っぷち救った千鳥・大悟&ノブの言葉 酷評で「もう漫才できない」
2021年03月09日 11:06
芸能
村上(36)は「舞台に上がるような見た目じゃねーよとか言われて。嫌だった社員の名前を携帯にメモっていた」と告白。当時は4つバイト掛け持ちし、阿佐ヶ谷駅前でフルーツを売っていたことも。「おばちゃんにこの前買ったけど、まずかったじゃない、この詐欺!とか言われた」とバイト生活を回想。野田クリスタル(34)もネットカフェや荷上げのほか、郵便局でずっとバイトしていたことを明かした。
17年にようやくM-1の決勝進出を果たすが、審査員の上沼恵美子(65)に「よう決勝残れたな」と酷評される事態に。野田が憧れていた松本人志(57)の点数も低く、決勝後に野田は「漫才やれねえな、くらいまでいった」と言うほど落ち込んだという。村上にも「楽屋でちょっともう漫才できないけどどうする?」と相談するほどだった。しかし、そこで救いの手を差し伸べたのがお笑いコンビの「千鳥」。NSC出身ではなく、M-1で最下位も2度なっている千鳥の2人は「変えるな変えるな。そのままやれ」と背中を押してくれたという。一方、上沼に酷評されたことでキャラができ、仕事につながった。
昨年3年ぶりにM-1決勝進出を果たし、上沼と再び相対することに。「優勝以外に上沼さんを笑わせること、松本さんに認めてもらうこと」と気合を入れ、優勝も果たしたが「上沼さん、松本さんはおいでやすこがに入れていました」と壮大なオチがついた。
自身を松本人志の生まれ変わりと信じてきた野田は、友だちとも絶縁したせいで優勝してもまったく祝福の連絡が来なかったことを明かした。「天才だと信じて生きることはとても孤独であり、結果を出し続けるしかない茨の道」と天才らしい言葉を残したが、「そのプレッシャーを一緒に背負ってくれる相方を見つけることが大事」と村上には感謝している様子だった。さらに、ピン芸人時代の「くだらない夜のはじまり」をテレビ初披露し「M-1優勝すると過去を振り返った時に当時のネタをやるハメになるからみんな気を付けた方がいい」と呼びかけていた。