【震災から10年 私の背中を押してくれた曲<1>】嵐、猪苗代湖ズ、宇多田ヒカル…大切な思いとともに

2021年03月10日 15:21

芸能

【震災から10年 私の背中を押してくれた曲<1>】嵐、猪苗代湖ズ、宇多田ヒカル…大切な思いとともに
猪苗代湖ズ Photo By 提供写真
 東日本大震災は11日で発生から10年を迎えます。スポニチアネックスでは「私の背中を押してくれた1曲」アンケートを実施。たくさんの曲にまつわるコメントをいただきました。なかなか前を向けなかった時、一歩を踏み出せなかった時、心に寄り添ってくれた、背中を押してくれた曲の数々。皆さんからいただいた「私の背中を押してくれた1曲」を紹介します。
 【東日本大震災10年~音楽の力~「私の背中を押してくれた1曲」】アーティスト名は五十音順。一部は歌手名・楽曲だけ

◆アイドルマスター「自分REST@RT」(作詞佐々木宏人・作曲田中秀和、2011年)
→震災後に転勤になって新しい職場の慣れない仕事で気が滅入っていた時に、TVアニメ「アイドルマスター」の挿入歌「自分REST@RT」を聴いて、作中で苦しい中でも頑張ってきたアイドルたちがステージ上で輝く姿に、笑顔を取り戻すパワーを与えてもらえて、大変さを乗り越えることができました。

◆嵐「果てない空」(作詞・作曲QQ、2010年)
→これを聞いた時に、縮まっていたこころが軽くなり、少し動けるようになりました。
→震災後にTVでメッセージとともにこの曲を歌ってくれた。
→あの時に嵐が歌ってくれた「果てない空」の風景が、今でも鮮明に思い出されます!一緒に皆で力をあわて前を向いて歩んで行きたい!と切実に願いました。
→当時、不安な毎日の中、番組で歌ってくれた嵐のこの曲にすごく光をもらえました。
→辛いことがあっても、一人じゃない、また前を向いていこうと背中を押してくれました。

◆嵐「ファイトソング」(作詞嵐・作曲二宮和也、2007年)

◆嵐「ふるさと」(作詞小山薫堂、作曲youth case、2015年)
→宮城県多賀城市にいる自衛隊の友人が当時沿岸地域はなんもなくなったと落ち込みその後連絡も途絶えて、心配になっていますが、嵐の「ふるさと」を聞くと心が落ち着きます。

◆RCサクセション「アイ・シャル・ビー・リリースト」(作詞・作曲Bob Dylan 日本語詞忌野清志郎、1988年)

◆アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」(作詞・作曲アンジェラ・アキ、2008年)
→震災当日、期末テストの下校中、電車が途中の駅で止まり、息子は徒歩で帰宅しました。その日の理科のテストでは原発に関する問題が出題され、福島原発と同型のものについても学習していたため、爆発した時とても心配していました。精神的にも動揺が大きいように感じたので家族で関西旅行へ行き、たまたま開催されていた京セラドームの試合を見て元気そうにしている息子を見てほっとしたのを覚えています。息子が中学生でいろんなことに悩んでいるように見えたのですが、年頃の息子にあれこれ問いただすことができず、ただ見守っていました。そんな時息子の様子と重なるこの曲をよく聴いていました。高校生になり一生懸命勉強するようになった息子でしたが、無事第一志望の東京の大学に合格、今では会社の寮で離れて暮らしています。この曲を聴くと当時を思い出して切なく、そして懐かしい思いです。

◆ANTHEM「Unbroken Sign」(作詞・作曲Naoto Shibata、2012年)
→折れてはいけないということを教えてくれる一曲。

◆いきものがかり「YELL」(作詞・作曲水野良樹、2009年)
→娘が小学生最後の合唱部から父兄・友達・先生・皆に捧げた曲。その後震災が起きて、岩手・宮城・福島の子供たちのことを思って卒業式は短縮。忘れられない思い出の曲です。

◆猪苗代湖ズ「I love you & I need you ふくしま」(作詞作曲山口隆、2011年)
→あの頃、色々な情報に振り回されて傷ついていましたが、この歌をYouTubeで見て、他県の方たちがしっかり寄り添ってくれてるんだって思ったら勇気が湧きました。間違いなく私の背中を押してくれた一曲です。歌だけじゃなく映像も込みでの一曲ですが、寄り添ってくれた歌なので送ります。

◆岩崎宏美「陽射しの中で」(作詞・作曲下地勇、2009年)

◆In the Soup「夜のかけ布団」(作詞中尾諭介、作曲中尾諭介・吉田慎一郎、2000年)
→気仙沼に住んでる妹がこの歌に気持ちが救われていたと言っている。星空が掛け布団のようにどんな人もあたたかく包んでいる、「見上げてみなよ 不思議な力 君に宿る」この歌はコロムビアレコードからデビュ一直前のインザスープのボーカル中尾諭介が新宿でホームレスが野宿している風景を見て自分を励ます意味も込めて作った応援ソング。津波後、妹は3日目に瓦礫(がれき)を越えながら家に帰り、同じく瓦礫をかき分けて妹を探しに戻ってきた夫と再会できた。

◆宇多田ヒカル「桜流し」(作詞宇多田ヒカル・作曲宇多田ヒカル・ポール・カーター、2012年)

◆UVERworld「白昼夢」(作詞TAKUYA∞・作曲UVERworld、2011年)
→この曲はいつも背中を押してくれます。「悲しい過去を忘れさす歌じゃなく 悲しみに立ち向かえる歌を」過去を忘れることは難しく、その過去が辛ければ辛いほど過去にとらわれます。しかし、過去をなかったことにするのではなく、真正面から向き合って立ち向かい、良い方向に進むように毎日を生きていく。生きているだけで私たちは戦っているんだと思います。

◆EXILE「道」(作詞Shogo Kashida・作曲miwa furuse、2007年)
→はじめてEXILEのアルバムで聞いて号泣しました。大好きな曲です。

◆AKB48「恋するフォーチュンクッキー」(作詞秋元康・作曲伊藤心太郎、2013年)
→未来はそんな悪くないよという歌詞が心に響いた。

◆エルビス・プレスリー「IF I CAN DREAM(明日への願い)」(作詞・作曲W.Earl Brown、1968年)
→辛いときによく聴いてますが、これを聴いてまた頑張ろうと思えます。

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