第70期王将戦七番勝負第6局、島根県大田市で開催 対局場の「さんべ荘」で前日検分
2021年03月12日 17:48
芸能
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第6局の舞台は、3年ぶり5回目の開催となる「さんべ荘」。過去に羽生善治王将―森内俊之竜王(2004年2月、第4局)、久保利明王将―豊島将之八段(2018年3月、第5局)などの対局が行われている。
シリーズは渡辺3勝、永瀬2勝。王将が防衛に王手をかけているが、カド番の挑戦者・永瀬が第4局、第5局で連勝を飾り、流れを引き戻している。さらに11日に行われた第79期名人戦・B級1組順位戦の最終13回戦では初のA級昇級を決めた。依然として挑戦者には後がない状況だが、直近の公式戦で7連勝中と好調の波に乗っており、王将奪取もは射程範囲に入っているだろう。一方、王将・渡辺はシリーズ開幕から3連勝を飾りながらも急ブレーキとなっただけに、今局で星を並ばせる訳にはいかない。
注目の一戦は13日午前9時に始まる。持ち時間はそれぞれ8時間、第6局は永瀬の先手番で行われる。