小倉智昭氏 「とくダネ!」終了に悔しさ「スタジオで死んでやろうかと思ってたくらい」
2021年03月14日 12:02
芸能
この日は番組の初代アシスタントだった佐々木恭子アナウンサー(47)、現在のアシスタント山崎夕貴アナウンサー(33)と出演。「みんな『22年も続かないですよね』と言うけれど、本人はもっとやるつもりでいたんだよ。『後進に道を譲った』みたいなきれいごとになっているけど、本音で言うとそうじゃないよね。スタジオで死んでやろうかと思ってたくらい」と、悔しさをにじませた。
番組終了が決まった後、妻からは引き際について指摘されたという。「もしも『たとえば、オリンピックのこととかがあって、もうちょっと(番組)延ばしましょうみたいな話になった時には、辞めて下さい』って。『もしそうなったら、俺はやると思うよ』と言ったら、『それだけはやめて下さい』って言ったね」。16年にはぼうこうがんを公表し、手術のため休養した。佐々木アナから「体のこととかもあったんですか?」と問われると、小倉氏は「未練がましく『とくダネ!』にしがみついて欲しくないという思いが強かったんじゃないかな?」と推測した。
番組終了後は「1カ月は仕事を入れないでと言ってある。ゆっくりしたいし、病気のこともあるから」と明かした。一方で、「73歳で22年間やった番組を終わりますっていうことは、現役引退だと思われているんですよ。アナウンサー生活から引退するんだなと思われているので、間は途切れない方がいい」と、仕事への情熱は冷めていない様子。「本当は次の日から出てるくらいがね。次の日から裏番組に出ているとかさ」とジョークを口にすると、佐々木アナは「5チャン(テレビ朝日)でコメンテーターとかしてたらショックだよね」と笑っていた。