宮崎謙介氏 国会議員の接待問題に言及、自身の議員時代振り返り「囲い込みはありましたね」
2021年03月14日 15:52
芸能
宮崎氏は高市氏が発言した「割り勘」について触れ、「実際は会費制を設ける場合もある。議員が多めに払う場合、事業者が多めに払う場合さまざまあったりするので。取り締まろうと思ったら一切、事業者と政治家・官僚が飲まないと決める以外ない。この線引きが非常に難しい」と語った。
議員時代に接待を受けたことがあったかと尋ねられると、「大臣とか副大臣、政務官とかになってくると行政の上にいるのである種、権限を持っている。そうなると囲い込みがあったりするんですけど」と前置き。自身は「ヒラの国会議員、あんまり権限がない」としつつ、「それでも囲い込みはありましたね」。驚きの声を誘った。
宮崎氏は「例えば」とした上で、「自動車業界の方々が税率を上げたり下げたりするって時は毎年来るんですけど、そこで『こういう発言をしてほしい』っていうので、囲い込まれますね」。自らも「食事に連れていかれたりとかもあるし、お土産渡されたりとか、ありました」という。お土産についてツッコまれると、「菓子折りだったり気のきいたもの」と説明。「お菓子の箱の下に万札が入っているかなって見たら、なかった」と、ボケた。
企業からすると「(議員らと)関係性を築いて夜食事をするって、近寄った証になるんですよね、企業のほうもそうやってとらえている」とした。議員時代、よく若手の官僚と飲んでいたという宮崎氏は、「普通の酒屋で数千円とかでもみんなで割り勘。あとで陰口で『あいつはケチ』だって言われた。そういうのもありました」と笑わせていた。