“吉本の借金王”「かつみ・さゆり」に希望の光!? 購入した「バンクシー」“爆上がり”
2021年03月24日 06:00
芸能
新型コロナウイルスの感染拡大により「昨年、営業などの仕事が9割がなくなった」という2人にとってハッピーなニュース。かつみは「これまでの副業はすべて時代が早すぎて失敗したけど、やっと時代が追いつきました。御守りなので、絵だけは売りません。1枚の絵が、うちのマンションよりも高いなんて」とニンマリしている。
20年以上続いた借金ライフに、やっと光が差した形。これまでは株の失敗に加え、バブルが弾けて1億円以上の負債をかかえる中、副業は失敗のオンパレードだった。オオクワガタの繁殖では小さな虫が大量に発生し、さゆりがバルサンを使って全滅。96年にオープンした100均ショップは、店長だったかつみの母親がバケツを100個発注しようとしたところ、レジの「00」ボタンを押し間違えて10000個注文。大量の在庫を抱え、近所に「ダイソー」が出来たことがダメ押しとなって閉店した。一口馬主でも競走馬が1走目か、2走目で故障するという不運ぶりだ。
バンクシーと並び、昨年7月に開設したYoutubeチャンネル「かつさゆのボヨヨンチャンネル」が最近、評判を呼んでいるのも2人にとっては嬉しい話題。“アラフィフの美魔女”さゆり(51)の美脚と美容動画の再生回数が爆上がり。なかには240万回以上再生されたものもある。
「YouTubeを始めた頃は吉本興業で6位と言われたので、どんだけ儲かるのかと思ったら源泉徴収を引いて4万5000円。それで一度は“やってられるかぁ~”って中断してたんですけど、もう一度やり始めてよかったです」(かつみ)。コロナ禍にも関わらず100万円かけて自宅を改造し、4台のカメラを購入するなど先行投資にも気合が入る。さゆりも「YouTubeはまだまだ赤字。どうにかしないといけないんです」と必死のパッチで取り組んでいる。
かつみによると、さゆりが「美」をキープしているのは、人間が危機に陥ると生き延びるために老化現象を遅らせるという長寿遺伝子「サーチュイン遺伝子」の活性化によるものという。もしかしたら貧乏生活による鍛錬により、人類は進化できるのかもしれない。まだ1億7000万円残っているという借金。御利益のありそうなバンクシーを拝みながら、衰え知らずの「美」を武器に2人で仲良く“完済”を目指す。