久石譲「日本センチュリー交響楽団」首席客演指揮者に就任「新しいクラシックのあり方探求」
2021年03月25日 13:48
芸能
久石氏は新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年7月、今年2、7月に予定していたブラームスの交響曲公演を中止した。さらに昨年末に予定していたザ・シンフォニーホールでの公演は、右手中指の骨折で延期。前日24日に復帰公演があったが「まだ(中指は)あまり曲がらない。ボルトも入ってるからね。(指揮棒を振ると)痛みがある」と完治していないことを明かした。
同楽団の首席客演指揮者に就任したのは、オーケストラ団員と心を通わせて最高の作品を作りたいという一念から。「新しい感覚を持っているのがセンチュリーだった。ぜひ、ご一緒しようと。深いリレーションシップを取れる。それが最大の理由」と久石氏。「自分の作品を演奏する。海外の現代作品を紹介する。ニュークラシックををきちんとやる。この3つが作曲家、指揮者としての姿勢です」と新しいポストでのさらなる飛躍を約束した。