「たけしのニッポンのミカタ!」12年の歴史に幕 たけし「タイトルが変わるだけだよ」
2021年03月26日 23:42
芸能
また、番組当初の国分については2007年に公開された映画「しゃべれどもしゃべれども」に単独初主演をしていたことに「太一くんの「火焔太鼓」を聞いて、何でも挑戦するんだな、この子と思って」と振り返った。これには国分は「なんでその時言ってくれないんですか」とツッコミを入れた。
たけしは現在のテレビについて「ネットやSNSとかYouTubeとかでテレビはかなり浸食されて、その時代がしばらく続くと思う。だけど、それは絶対飽きると思う」とした。「文明は面白いもんでデジタルのいい時計が2、3万円で買えるのに、1日3秒狂うのが1億円という。それを見ると、何がいいのかっていうと、正確さよりも機械がどう動くのかが楽しくて。1秒と2秒の間の中に文明とか命があるってのをまた思い出すんじゃないか」と持論を展開した。
さらに「次の画面を待たなきゃいけない。その過程を見なきゃいけないという時代が今飛ばされて簡略化してるけど、実はその移り変わりの間を大事にするような、それの調節ができる時代が来るかもわかんないね」と続けた。
なお、たけしと「TOKIO」の国分太一(46)がMCを続投する新番組「レベチな人、見つけた」(火曜後11・06)は、30日からスタートする。