ミッツ　志村けんさんとおかまバーごっこの思い出「『何だ、この店は！』って突っ込んでくれる」

　タレントのミッツ・マングローブ（45）が30日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、29日に一周忌を迎えた故・志村けんさん（享年70）との思い出を語った。 　2月の恒例行事だった、志村さんの誕生日会にもよく出席していたという。「誕生日に毎年、伺わせていただいて。それが去年もあって、（会ったのは）それが最後だったんです」。そこから1カ月半ほどでの訃報に、「ピンとこない。いまだにこないですね。誕生会の季節が来るとまた、今年もそろそろかなって」と実感が沸かない様子を語った。

　誕生日会では、出席者が三々五々、帰宅した深夜ごろから志村さんとの濃い交流が始まったという。「人が少しはけていった（深夜）2時、3時くらいになると、私とマツコさんとはるな愛で志村さんを囲んで、『いらっしゃいませ～』とかって言って。『何だ、この店は！』って突っ込んでくれるんですよ。ベロベロのはずなのに。それを毎年やるのがあれ（恒例）だった」と、懐かしそうに語った。

　ミッツが知るドリフターズは、荒井注さんが脱退し、志村さんが加入した時代。「私の世代は志村さん。『荒井注という人がいたんだよ』と親に聞きながら、そういうエピソード込みで志村さんをいろんな角度で見てた、割とぜいたくな世代ではあるんですけど。そういう話も2時、3時過ぎなのにしてくれるんですよ。最初はバカなこっちのおかまバーのノリに付き合ってくれた後に、『あのコントはああだった』とか、『あの女装はこうだった』とか、事細かに話してくれる」と振り返っていた。