コロナ禍のイカ天 AMARIが涙のグランプリ
2021年03月31日 23:02
芸能
決勝のステージでは、今の同世代の女性たちが抱える悩みを生々しく描いた歌を、ギターを弾きながら切なく歌い上げた。レコード各社から選ばれた審査員13人の全会一致でグランプリに選出され、受賞の瞬間、涙を流した。
念願のメジャーデビューが決定し、賞金100万円も贈られた。本紙の取材に「凄く緊張した。まだ実感が湧きませんが、ファンや周囲の人が支えてくれたおかげなので、これから恩返ししたい。そして、好きなことを一生懸命やり続けていたら、こんな素敵な結果が待っているんだという夢や希望も伝えられたら」と語った。
人気ライブ配信サービス「サブスクLIVE」とソフトバンクが共催した同オーディションには約400組がエントリー。1、2次予選を経て、AMARIら5組が決勝に駒を進めた。アマチュアバンドが審査員のジャッジのもとでキングを競った89~90年のTBS「三宅裕司のいかすバンド天国」を目指して企画され「コロナ禍のイカ天」として注目を集めていた。