庵野秀明監督「シン・仮面ライダー」23年3月公開!生誕50周年記念企画「50年前の恩返しを」
2021年04月04日 05:30
芸能
子供の頃に熱狂していた世代の庵野監督は「50年前に受けた多大な恩恵を、映画作品という形で少しでも恩返しをしたかった」とコメント。最初に企画メモを書いてから6年を経ての始動となり「石ノ森章太郎先生と東映生田スタジオが描いていたエポックメーキングな仮面の世界を現代に置き換えた作品を、そしてオリジナル映像を知らなくても楽しめるエンターテインメント作品を目指し、頑張ります」と意欲を見せている。
原作の石ノ森氏の次男で石森プロ社長の小野寺章氏(52)も「最新でありながら、同時に原点でもあるという作品。父にとっても非常にうれしいことだろうと思います」と期待を寄せている。
会見で東映は、全世界同時公開を目指す意向も明かした。
≪「風都探偵」アニメ化&「BLACK」復活も≫50周年プロジェクトではほかに、87~88年の「仮面ライダーBLACK」をリメークする「仮面ライダーBLACK SUN」が来年春にスタート。監督は「孤狼の血」などの白石和彌氏(46)で「50年の歴史の重さに押しつぶされないように才能の全てを注ぎ込み、日本のヒーロー史に新たな爪痕を残したい」と身震いしている。さらに09年の「仮面ライダーW」の続編で「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の「風都探偵」がアニメ化され、来年夏から配信される。