中居正広 3・11放送「音楽の日」裏話明かす 「今回、それやめましょうか」という中居にスタッフは…
2021年04月05日 15:20
芸能
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「音楽の日」といえば、アーティストの歌唱に合わせて中居や安住アナが楽しそうにリズムを取ったり、歌を口ずさんだりする様子がカメラで抜かれることが定番で、その微笑ましいシーンがネットで大きな話題になることも。だが、今回はこれまでのように中居らの表情がカメラによって抜かれるシーンがなかった。
今回の「音楽の日」は東日本大震災発生からちょうど10年経った3・11当日に生放送された。それもあって、中居は事前の打ち合わせでアーティストの歌唱中にカメラが中居や安住の様子を抜くことについて「今回、それやめましょうか?」と提案。これにスタッフも「そうしようと思ってました」と言ってくれたそうで「ああ、ホント?それ、なんかいいんじゃない。邪魔くさいね、オレたちが」と返したことをうれしそうに明かした。
また、歌唱後に中居や安住アナがステージに行って「いかがだったでしょうか?」とアーティストに話しかけるのも今回は「オレら、いらないんじゃない?みたいなね」と中居。「邪魔くさいんじゃないかな。ここで僕たちが、オレらがわざわざステージに行ったりだとか、MCの席で歌唱どうでしたか?っていちいち止めてたら。なんか…アーティストの思いっていうか、テレビを見ている人へ届けるにあたって。そこ、邪魔じゃないかなーみたいな。でも、これは僕たちが決めることじゃないし」とし、アーティストにも賛同を得た上で今回の演出になったそうで「良かった」と振り返っていた。
そして、「これが(中居自身も)スタッフの一員っていうのかな。僕の司会ぶり良かったですね?っていう番組じゃないんですよ。他の番組もそうなんですけど」とポツリ。クイズ、トーク、スポーツなどジャンルによって司会の立ち位置も変えなければいけないという自覚がある中、「音楽番組はオープニングとエンディングだけでも僕はいいと…。大げさに言えば、それでもいいぐらいですよ。『音楽の日』なので」と話していた。